じゅしんのコツ

 体の断面を見る検査には、CTとMRIの2種類があります。CTはレントゲンを使って、MRIは強い磁石を使って、体の中の状態を計算して画像を作ります。小児科の外来に関しては、頭部打撲・頭痛・発達障害・けいれんなどで頭部を撮影することが多いでしょう。頭部CTは1~2分の短時間で撮影が終了しますので、嫌がって動く小さい子供でも、大人が頭を押さえることで撮影できます。しかし、レントゲンを使った方法なので、かなりの放射線を浴びます。一方、頭部MRIは20分ぐらいの時間がかかり、ガンガンという大きな音がしますから、我慢して動かない子供でなければ撮れません。磁石は体に害がないと言われています。加えて、血管だけを映し出すことができますから、脳の血管の奇形や脳動脈瘤の発見にも有用です。したがって、緊急性が高い場合にはCTを撮り、予約してゆっくり丁寧にみる場合にMRIを撮ることが多いでしょう。

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