じゅしんのコツ

 尿は簡単に採れる上に、非常にたくさんの情報を提供してくれます。尿は、体の中でいらなくなったもので水に溶けるもの全てを、血液からろ過して捨てる場所だからです。水に溶けないものはウンチの中に捨てています。
 まず定性反応と言って、検査テープに尿を浸して蛋白・潜血・糖・ケトン体が出ていないかを調べます。健康であれば、どれもマイナス(陰性)か、プラスマイナスぐらいです。蛋白が出る病気の代表がネフローゼや腎炎、潜血が出る病気の代表が腎炎や結石、糖が出る病気の代表が糖尿病です。ケトン体が出る代表的な病気は吐き下し(胃腸炎)です。エネルギーとしての糖分が口から入って来ないので、体内に備蓄している脂肪を代謝するために副産物としてケトン体が出てくるのです。しかし、カゼで熱が出ているだけでも蛋白・潜血・糖・ケトン体が出ることがあります。腎臓の病気が隠れていないかを確認するためには、体調が良くなった後でもう一度尿検査を受けると良いでしょう。

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